酒の肴（さかな）のことを日本人は愛情を込め「あて」と呼びます。
酒にあてがうもの、酒の味を引き立ててくれる伴奏者。京都在住の料理研究家・大原千鶴さんが、毎回のテーマに沿ったお料理を作り、ミシュラン２ツ星の銀座ESqUISSEの支配人兼シェフ・ソムリエの若林英司さんがお酒をセレクトして、ゲストをもてなすという、極上の「あて」と酒を楽しむ大人のエンターテインメント番組です。
さて、今回のテーマは肉も野菜もさまざまな味が楽しめる「焼肉屋を呑む」。
ゲストは世の中の食材の半分は食べられないという偏食の影響で料理が上手になったという勝村政信さんと、白ワインと焼酎を愛する薩摩おごじょ、女優の稲盛いずみさんでした。
紹介されたのは……
お酒１：ワインのような酸味が際立つ秋田県産 純米酒（「新政 亜麻猫 白麹仕込み純米酒」）
メニュー１：「大原流ナムル」
セリのナムル：３cmの長さに切ったせりと、塩、ごま油、白ごま、柚子果汁を混ぜ、ちぎった焼き海苔を加える。
切干大根のナムル：水で戻した切干大根を水気を軽く絞ってほぐしながらチャンジャ、濃口しょうゆ、ごま油各を加えてよく混ぜる。
エリンギのナムル：食べやすく切ったエリンギを、ごま油を熱したフライパンでにんにくと炒め、ごま油を足し、塩で味を調える。
メニュー２：「穴があったら肉詰めたいチヂミ」
鳥ミンチに塩・ごま油・片栗粉・こしょうを入れてよく練り、れんこんを押しつけて鳥ミンチをれんこんの穴に入れ、１cm幅に切る。小麦粉・片栗粉・粉かつお・ごま油・塩を水と卵で溶いた衣に、れんこんをくぐらせ、ごま油を熱したフライパンで焼く。1度取り出して食べやすく切り、もう一度ごま油大さじ１（分量外）を熱したフライパンでカリッと焼く。あわせておいた酢じょうゆにつけていただく。
ワイン１：ニュージーランド産赤ワイン（「アーラー ピノ・ノワール 」）
メニュー３：「壺漬パイナッポー ひとりぼっち焼肉」
パイナップルは実をくり抜いて取り出してすりおろし、牛肉と砂糖・ごま油・濃口しょうゆ、おろしにんにくと揉んで下味をつけて３時間以上おく。一人用のホットプレートでカリッと両面焼き、サンチュやえごまの葉で巻いて、つけみそをつけていただく。
お酒２：バーボン・ソーダ（ワイルドターキー13年）
メニュー４：「しみじみしじみのスンドゥブチゲ」
一人用鍋にごま油を入れて熱し、豚肉とキムチを入れて炒め、にんにくを加え、お湯を入れて即席みそ汁を加えて混ぜとく。豆腐を入れ、卵を真ん中に落とし入れ、白ねぎのななめ薄切りをのせる。
お酒３：緑茶のカクテル（麦焼酎）
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「あてなよる」過去の放送はNHKオンデマンドでご覧いただけます。
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