酒の肴(さかな)のことを日本人は愛情を込め「あて」と呼びます。
酒にあてがうもの、酒の味を引き立ててくれる伴奏者。京都在住の料理研究家・大原千鶴さんが、毎回のテーマに沿ったお料理を作り、ミシュラン2ツ星の銀座ESqUISSEの支配人兼シェフ・ソムリエの若林英司さんがお酒をセレクトして、ゲストをもてなすという、極上の「あて」と酒を楽しむ大人のエンターテインメント番組です。
さて、第十八夜のテーマは残暑を乗り切るために欠かせない辛さとうまさの交差点「唐辛子」。
ゲストは“ひとり呑みとワイン、とりわけ最近は日本ワインにハマっている”という女優の辺見えみりさんと、“一人のみは苦手、ワインもちょっと、ビールなら最後までいける”という俳優の高橋克実さんのお二人でした。
紹介されたのは……
メニュー1:たっぷりハラペーニョのサルサチーズ
びん詰めハラペーニョ、玉ねぎ、ピーマン、トマト、にんにく、パクチーを刻んで混ぜ、ライムをしぼってサルサソースを作り、チョリソー、玉ねぎ、トマトを一緒に炒め、チーズをのせ、溶けたら完成。トルティーヤチップと一緒に。
ワイン1:スワロー ゲヴュルツトラミネール フォリス ヴィンヤーズ ワイナリー
メニュー2:木胡椒の炊いたん
万願寺唐辛子の葉を湯がき冷水でひやし、梅干しの種、しょうゆ1:みりん1、を煮立たせ、水気をしぼった葉を入れ、合わせる
お酒1:上善如水 純米吟醸(新潟)の青唐辛子漬け
メニュー3:韓国風かんたん麻婆豆腐
塩をした豚バラ肉に中挽き唐辛子をまぶし、ラップにくるんでしばらく置き、豆腐、ニラを入れ、韓国タレ(しょうゆ、みりん、ねぎ、プッコチ、コチュジャン、ごま、ごま油、にんにくを混ぜる)と合わせる。
ワイン2:新潟県産 岩の原ワイン 深雪花 赤(マスカット・ベーリーA)
若林さんのセレクトポイント:本来、辛い食べ物とは渋みが増すので合わせない赤ワイン。今回はベリー系のふくらみのあるまろやかさが特徴のマスカット・ベリーAの赤にすることで、辛いものとも合わせることができました。
メニュー4:手作りペーストのグリーンカレー
青唐辛子、パクチー、バジル、にんにく、生姜、アンチョビをすべてミキサーにかけて作ったペーストを、サラダ油をひいた鍋で炒める。好きな具材(今回は鶏肉、ナス、ピーマン)を加えてさらに炒めココナツミルクを加えて10分煮てしょうゆで味を整える。
お酒2:ベイリーズ オリジナル アイリッシュ クリームの烏龍茶割り
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