ワインの代名詞ともいえるフランスのボルドー。でも今年はボルドー地域で4月末に霜が発生。その被害でブドウの収穫量が約半分に減る恐れがあるというニュースが出ています。
仏ボルドー、霜でブドウ畑に被害 収穫量半減の恐れ=ワイン業界団体 http://reut.rs/2qH3xZt
ボルドー・ワイン生産者協会のベルナール・ファルジュ会長は「ボルドーワインについては、約50%減ると推定している。被害は、つぼみがどの程度再生するかによる」と話しているそうです。
2017年はワインの本数でいうと約3億5000万本減る見込みだそうです(想像つかない数ですね)。金額で言うと10〜20億ユーロ(約1200〜2470億円)と見積もられているそうです。
ただし、これで今年のヴィンテージのボルドーが美味しくないというとそんな事はないそう。不作の年でもワイン農家やワイナリーは皆さん知恵を絞って、いいワインにするべく手間暇をかけて作るので、それなりにいいワインができるそうですよ。
来年以降、2017年のヴィンテージのボルドーを呑むときには、そういうことも思い出しながらいただくと、また味わいが深まるかもしれませんね。
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