ミシュラン、ロバート・パーカーに出資 グルメ×ワイン最強のタッグ誕生

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フランスのミシュランは、著名ワイン評論家ロバート・パーカー氏のガイド誌事業に40%出資すると発表しました。レストランガイド事業の強化をするものと見られています。

世界でも有名なワイン評論で知られる同氏のロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイトへの出資額などは明らかにしていないということです。

ワイン・アドヴォケイトは、現代のワイン評価でひとつのスタンダードとなっている「パーカーポイント」で知られる著名ワイン評論家のロバート・パーカー氏が39年前に刊行したワイン専門誌。現在はウェブ展開によりアメリカはもとより日本も含めて4万人の会員を有しています。ロバート・パーカー氏は2012年に過半数の株式をシンガポールの投資家集団に譲渡していました。

ミシュランは有名なレストランガイドが今年125周年を迎えました。書籍版のレストランガイドに加えインターネットの競合業者の台頭により競争が激しくなる中で、ワイン分野でウェブ展開を成功させた実績のあるワインアドヴォケイトとの協業を通じて、ブランド力を生かした多角的な事業展開を目指すようです。ワイン・アドヴォケイトのイベント主催のノウハウにも期待を寄せているそうです。

ミシュランとワイン・アドヴォケイトは2016年から、シンガポール、香港、マカオで高級ワインと料理を味わうイベントで提携していました。

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