酒の肴(さかな)のことを日本人は愛情を込め「あて」と呼びます。
酒にあてがうもの、酒の味を引き立ててくれる伴奏者。京都在住の料理研究家・大原千鶴さんが、毎回のテーマに沿ったお料理を作り、ミシュラン2ツ星の銀座ESqUISSEの支配人兼シェフ・ソムリエの若林英司さんがお酒をセレクトして、ゲストをもてなすという、極上の「あて」と酒を楽しむ大人のエンターテインメント番組です。
さて、第二十夜のテーマは、おにぎりから「巻き巻き」。
ゲストは9月30日に放送されるドラマ「京都人の密かな愉しみ ブルー」に主演している“大人の呑み方に憧れる”林遣都さんと、ドラマで林さんの母親役を務める“大人の呑み方にかけては演劇界でも著名な女優”の秋山菜津子さんのお二人でした。
紹介されたのは……
メニュー1:鯛の梅巻き
鯛を薄切りにして、木の芽をのせ、梅肉をのせて巻いて完成。青紫蘇を敷いた器に盛り付け、好みでスライスしたラディッシュを飾る
ワイン1:アイアン・ホース ”ウエディング・キュヴェ” グリーンヴァレー
メニュー2:生春巻きの色々おつまみ(3種類)
<1>北京ダックもどき
鶏の皮に塩を振り、キッチンペーパーで余分な油を吸い取りながらフライパンで押しつけながらカリカリに焼く。水で戻したライスペーパーに、きゅうりと長ネギの千切り、鶏皮をのせ、甜麺醤をつけ巻く。
<2>奈良漬けクリームチーズ
水で戻したライスペーパーに、クリームチーズと細かく切った奈良漬けをのせて巻く。
<3>おからサラダ巻き
きゅうりと紫たまねぎはスライサーで薄切りにして、塩を揉みこんで3分置いて絞っておき、ボウルにおから、マヨネーズを混ぜ合わせ、そこにきゅうりと紫たまねぎと3ミリ幅に小口切りにしたちくわを入れて良く混ぜる。水で戻したライスペーパーにおからサラダをのせて巻く。
お酒1:神奈川県産 純米吟醸ひやおろし(銘柄不明)
メニュー3:かんたん手巻きロールキャベツ
キャベツの葉を軽く茹でて、食べやすい大きさに切り、キャベツのゆで汁で豆腐を湯どうしする。豚バラ肉をカリカリに焼き、油を切っておく。味噌に、ごま・ごま油・水を加えて混ぜ、キャベツの葉に、左記の味噌・豚バラ肉・豆腐をのせて巻く。お好みで一味唐辛子を振る。
お酒2:季の美 (きのび) 京都ドライジンのソーダ割り(スライストマト、木の芽入り)
メニュー4:まるごときつね蕎麦
蕎麦を袋の表示通りにゆで、冷水にさらし〆ておく。めんつゆは、だしとみりんとしょうゆを合わせて、ひと煮立ちさせ冷ましておく。油揚げを開いて半分にし、茹でた蕎麦をのせ楊枝で端を止めて巻く。楊枝で止めた側を下にして、フライパンで焼き、焦げ目がついたら全体をころがして焼き、楊枝を外して、輪切りに切る。皿に油揚げで巻いた蕎麦を盛りつけ、大根おろし・ネギ・わさびをのせ、めんつゆをかけて完成。
ワイン2:京都丹波産赤ワイン(ピノ・ノワール、銘柄不明)
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