ナパ、ソノマが山火事、約2万人が避難 多くのワインヤードとワイナリーが甚大な被害

ニュース

アメリカのカリフォルニア州北部で相次いだ山火事が強風により燃え広がり、11日までに死者が17人、100人以上が負傷しました。また、多くの建物が焼失し、約2万人が避難しています。行方不明者数も180人以上いるとされていますが、一部は家族と離れ離れで避難所にきたため連絡がつながらないこともあるようです。

建物2000軒あまりが火に包まれ、火の手が激しいところでは3秒間でサッカー場のひとつくらいの面積が灰になっているそうです。
今回の火災で初めに山火事が始まったところがナパバレー地域で、火種が強風に乗って広がり、現在、被害が一番ひどい所はソノマ・カウンティのサンタロサ地域です。

カリフォルニアワインのワインヤードとワイナリーが数多くあるサンフランシスコの北ナパとソノマなど、海岸に沿って、現在30以上の大小の山火事が進行中という報道も出てきています。

昨年、カリフォルニアのワイナリーは2000万人を超える観光客が訪れたほど世界的なワインの名産地ですが、今回の山火事がワインの価格と観光業などに大きなな影響を与えると予想されています。

カリフォルニア州のブラウン知事は、ナパ郡やソノマ郡などを対象に非常事態宣言を出しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました