勝沼の秋を五感で味わう!ワイン好きのための特別な一日
1. はじめに
今年もやってきました!ワイン好きなら一度は訪れたい、甲州市かつぬまぶどうまつり。今年2024年は10月5日(土)開催です。今年も勝沼の町は、ぶどうの芳醇な香りと、ワインの華やかな味わいで満たされます。今年は、例年以上に充実した内容で、ワイン愛好家もきっと満足できるはずです。
コロナ禍を経て、2023年から再開された「かつぬまぶどうまつり」は、コロナ以前とは異なり甲州ぶどうや振舞いワイン、ジュースの無料提供がなくなりました。ワインについてはすべて「勝沼グラス+試飲チケット10枚」2500円を購入して、出店ワイナリーのブースでチケット引き換えでテイスティングする形になっています。無料サービスがなくなったのは残念ですが、事前予約制でテントの下で食事とワインをゆったりと楽しめる有料指定席が設置されました。また、人気シェフが「ぶどうまつり限定フード」を提供するchef’s tentもあり、従来の屋台の食べ物だけのときよりもレベルアップした感じです。こういった楽しみ方が広がったのはワインファンにとって嬉しい点でしょう。
2. ワインテイスティングを120%楽しむための5つのポイント
有料試飲で出会う、個性豊かな甲州ワイン
今年は、地元の老舗ワイナリーから、若き醸造家が手掛ける新進気鋭のワイナリーまで、23のワイナリーが参加。それぞれの個性が光る甲州ワインを、飲み比べすることができます。ぜひ、この機会に、あなた好みの甲州ワインを見つけてください。
飲み比べのポイント
まずは、白ワインから飲み始めるのがおすすめです。甲州の爽やかな酸味と、フルーティーな香りをじっくりと味わってください。
赤ワインは、果実味豊かなものから、重厚感のあるものまで、様々なスタイルがあります。また、甲州、マスカットベリーAといった、お馴染みの品種だけではなく、食用として人気のデラウェアなどの品種で作ったワインが味わえるのも勝沼ならでは。ぜひ、飲み比べてみてください。
おすすめの飲み合わせ
甲州ワインには、地元の食材とのペアリングがおすすめです。例えば、鶏肉や豚肉、山梨名物のほうとうなどとの相性は抜群です。
グラスワインで気軽に楽しむ
有料試飲以外にも、グラスワイン販売もあります。気に入ったワインを、気軽にグラスで楽しめます。屋外で、爽やかな秋風を感じながら、ワインを味わうのもおすすめです。
ワインツアーで知識を深める
今年は、見て、歩いて、味わえる「日本遺産 日本ワイン140周年史」ツアーも開催予定。ボランティアガイド「勝沼コンシェルジュ」の案内で、昼食は甲州市勝沼ぶどうの丘で、2013年ワインアドバイザー全国選手権大会で優勝し、ボルドーワイン委員会認定ボルドー公認講師でもある長谷部賢さんと一緒に、長谷部さんが厳選した甲州市産ワインと料理のペアリングを楽しみます。
3. ぶどうまつりならではの楽しみ方
ぶどう狩りで旬の味覚を満喫
まつりの期間中は、地元の農園でぶどう狩りが楽しめます。自分で収穫したぶどうは格別です。ぜひ、旬の味覚を味わってみてください。
ワイナリー見学でワイン造りの秘密に触れる
一部のワイナリーでは、まつりの期間中、特別にワイナリー見学を受け付けています。ワイン造りの工程を見学したり、ワインセラーを見学したり、普段は入れない場所に入ることができるチャンスです。
地元グルメで舌鼓
ワインだけでなく、地元のグルメも楽しめます。ぶどうを使ったスイーツや、ワインに合う料理など、様々なメニューが揃っています。
4. その他のイベント情報
ステージショー:地元の芸能人やバンドによるステージショーが、まつりを盛り上げます。
神輿パレード:勇壮な神輿パレードは、必見です。
聖火パレード:勝沼ならではの伝統行事、聖火パレードも開催されます。
5. 勝沼ぶどうまつりを楽しむための準備
アクセス:電車、車でのアクセスが可能です。駐車場も用意されていますが、混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。ちなみに、最寄り駅はJR勝沼ぶどう郷駅。会場近くのシャトレーゼ勝沼ワイナリーまでのシャトルバス(片道300円)も運行されます。
持ち物:テイスティングのワイングラスを手から離すことができるようにグラスストラップがあると便利です。ほかにはテイスティングしたワインについて書き留めるためのメモ、日焼け止め、帽子、折りたたみ椅子などがあると便利です。
まとめ
勝沼ぶどうまつりは、ワイン好きはもちろん、美味しいものが好きな人、地域の文化に触れたい人など、誰もが楽しめるイベントです。ぜひ、この機会に勝沼を訪れ、素晴らしい秋の一日を過ごしてください。
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